何も決めていないわけではないのに、考えが先に進んでいない感覚が続くことがあります。頭の中では何かを考えているはずなのに、整理が進んでいる感じがしない状態です。
この状態では、思考が止まっているというより、動き続けているが方向を持っていない場合が多いです。判断や結論に向かうための軸が定まらず、同じ周辺を巡回するような思考になりやすくなります。
また、完全に休んでいるわけではないため、停止しているという自覚も生まれにくいです。その結果、考え続けているのに何も進んでいない、という感覚だけが残りやすくなります。
このような状態は、判断材料が足りないというより、整理の対象が広がりすぎている場面で起きやすいです。複数の要素が同時に並び、優先度や境界が定まらないことで、思考が分散したまま留まる形になります。
考えが止まっているように見える状態は、停止ではなく、整理の入口で足踏みしている段階として現れることもあります。ただし、この違いは内部でしか認識されず、外からは単なる停滞として扱われやすいです。
そのため、この状態は「考えていない」のではなく、「収束に入る前の段階で思考が拡散している状態」として誤解されがちです。

